長野の代表的な川は信濃川またの名前を千曲川

信濃川は、長野と新潟を流れる川です。日本で一番長い川であり、歴史にも登場しています。

信濃川と呼ぶのは新潟で、長野では千曲川と呼ばれています。

そして、川にある看板も千曲川と書いてあります。

千曲川は、万葉集に登場しています。それから近代では、演歌に登場したりなど歌にも登場しています。古くから人々に愛されているのが千曲川なんです。

人々に愛されている川というのと同時に昔から水害をもたらす川としても千曲川は有名です。

文献に残っている洪水は、888年の頃です。それから長野の水害だけで64回も氾濫したり土石流が発生したりしています。そして、その度に死傷者を出したり住宅を壊したりしています。

それほど大きく、水が豊かな川なんです。
そうした水害から街や人々を守るため、ダムや堤防などの水害対策を絶えず行っていました。

洪水はあるけども、同時に人々に利用されてきたのが千曲川です。

江戸から明治時代にかけて、船での交通が活発になりました。

また、長野は海がない県なので、漁業と言ったら川でした。

アユやコイ、ドジョウ、ナマズなど川魚が獲れていました。水害はあるけども、人々に豊かさや便利さをもたらしているのが千曲川です。

千曲川には、道の駅もあります。ここの道の駅には、お土産コーナーの他にも観光情報コーナーなどもあります。カフェもあり、のんびりとテラスでお茶をする事もできます。

長野は、千曲川ありきです。昔から水害はありますが、それでも人々に愛されて生活に溶け込んでいるのです。